ペンと紙があれば大丈夫だと思っていた
ペンと紙さえあれば何でもできると思っていた
気が向いた時に、手の動くままに、頭が考えるままに。
いつからだろう
理性という邪魔者が
常識という邪魔者と
合理という邪魔者を
引き連れて
イマジネーションを殺しに来たのは
いつからだろう
奴らの手にはボロボロの鞭
イマジネーションは叩きつけられ
踏みつけられ
嘲られ
イマジネーションは逃げていった
かいだん
壁一面の時計
床一面の数字
目の前には紙とペンがある
目の前には紙とペンがあるのに
気持ちが、
手が、
頭が、
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