4/11/2015

「レスキュー」

ミルク色の光の中で溺れる君を
ただ見ていることしかできない。
綿あめを喉に詰まらせている君を
ただ見ていることしかできない。
だって君は助けを求めないのだから。
緑色の炎に包まれる君の瞳は、
一体どこを見つめていたのだろう。
僕は黒い涙を流しながら、
ひたすら月明かりの中を彷徨うしかないんだ。
君が僕の名を叫ぶまで。


��4月5日、2015年)

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